北海道札幌市のペットシッター「チーム・シッターズ」では、ワンちゃんネコちゃんをはじめ小動物などのお世話をいたします。急な用事が入っても安心して大切なペットちゃんをお任せください。

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FIPを発症したの黒猫のミッチーくんのお世話に行ってきました。

2024年01月03日(水)

元旦は冷え込んで寒かったですが今日は少し緩んだ札幌地方です

昨日は早朝から出動しましたが道路がツルツルでちょうど雪も降ったので交差点にゆっくり入っても車が止まらずカーブでは軽くドリフト状態で走っておりました

今回はご依頼がかなり多かったので大変でしたが明日でようやく無事に終わろうとしております

その中でも一番大変だったのがネコのミッチーくんです

12月の中頃にFIPに感染してギリギリまでどうなるかと思っていましたが少しずつ食べれるようになってきたので今回はお世話に行くことになりました。

FIPとは猫腸コロナウィルスがなんらかの突然変異を起こしてFIPウィルスになることです。

FIPウィルスはかなり毒性が高くて発症すると致死率100%という恐ろしい病気だったんですがネコ飼いさんには朗報です!!

特効薬がないと言われていましたが今回の人間のコロナの薬がこのFIPに効果があるとのことで回復出来ることがわかったそうです

薬も出たばかりでまだ症例も少ないので治療も手探り状態ですが

とにかく発症しても亡くならないですむということが凄いことだと思います

殺菌のためにお薬で抗ウィルス剤と消炎剤を飲ませるんですが、食欲が落ちているためお薬をご飯に混ぜてもなかなか食べてくれなくて今回はとても大変でした

お薬を確実に飲ませることが回復への道なんですがネコちゃんは敏感なのでご飯にお薬が混ざっていることをわかっていて物凄く警戒されます

錠剤だと楽なんですがまだカプセルしかなくてカプセルを飲ませるのは至難の業で一度嫌な思いをするともう逃げたり隠れたりするのでそうなるとお薬も飲ませられなくなるので

粉薬を何とかご飯やオヤツと一緒に食べてもらうのでかなり時間がかかりましたが今回は何とか頑張りました

年末年始にFIPのネコちゃんのお世話に行くということを理子先生に相談して急変してしまうと亡くなる可能性が高いからその前に様子がおかしかったらすぐに病院に連れてきてということだったので毎回様子をしっかり見て触診で熱も計りました。

重病の子がいると飼い主様も大変で今回は三浦さんにお願いしたいとのことだったので帰省してゆっくり休んで貰うことにしました。

生死にかかわることなので私も責任重大でかなり気を張っていましたがしっかりお薬を飲ませて何とか持ちこたえてくれました

いつもは警戒心が強くて全く出てこない同居のミツルくんですが必死さが伝わったのかなんと応戦してくれて私の手からご飯を食べてくれて飼い主様もスゴイ!!とビックリされていました(笑)

仲間がご飯を食べると誘発されてミッチーくんもしっかり完食してくれました

今日の夜も微熱があったりとまだまだ油断は出来ませんがここ数日で食欲も出てきてオシッコも調子が悪いときは壁のシーツも汚れませんでしたが昨日あたりからシーツも汚れていたので元気も出てきたようです

この調子でしっかりお薬を飲んで殺菌して元気になってほしいと願っております

『シッター三浦』の長い道のりは続く。。。

 

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